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カサ・ミラ【海外研修旅行】

2024.06.10海外研修

カサ・ミラに訪れました。

ガウディ設計の建築になります。

私は、ガウディの凄さを改めて感じています。
スペイン編に入ってから、ガウディ設計の建築をいくつか訪れましたが、カサ・ミラも、とても素晴らしかったです。

この記事を書きながら、訪れた時の興奮が蘇ってきました。

 

今回、私たちは凄く斬新な体験をしました。

ラ・ペドレラ・バーチャル・エクスペリエンスを体験しました。
見たことのないインタラクティブな経験をすることが出来ました。

カサ・ミラの、現実空間を3D映像と組み合わせられるメガネという最先端技術を使ったツアーというものでした。

 

これまで未公開だった中二階La Pedreraに入ることができ、目の前に現れるエレメントに自分の手で触れて、コミュニケーションを取る、マジックのような体験を楽しめます。

様々な感覚器官を使う空間に入り、ラ・ペドレラの秘密やエクシクルーシブな視聴覚資料、歴史を発見することができました。
このツアーでは様々な時代や環境を体験し、まるでこの建物の歴史の一部になったような感覚を味わえます。
この体験は、忘れられないと思います。

 

アントニ・ガウディのモデルニスムの建築に関するナレーションも楽しむことが出来、驚くべきツアーでした。

 

カサ・ミラに入場後、まず到着するのが、建物の中庭中央にある、巨大な吹き抜けです。
さすが、機能性よりデザインを重視のアール・ヌーヴォーの全盛期です。
空間が贅沢に使われており圧巻でした。

 

階段はもちろん、上を見上げても美しい曲線が分かります。

 

 

現在も中で暮らす人がいるカサ・ミラですが、居住場所以外は見学することができます。
外観だけでも十分見ごたえのある建物なのですが、屋内や屋上もさらに驚きがいっぱいなので、ぜひ内部見学することをお勧めします。

 

さて、屋上に向かっていきます。
下の階から順に、様々なものが展示されており、1900年代初頭のブルジョワ層の暮らしぶりが再現されていました。
(実際に見学できるのは4階にある半分のフロアです。)

 

書斎には電話などが置かれており、壁には肖像画やサインがされているので何か証明書のようなものが飾られています。

 

順に進んで行き、屋上近くまできました。

 

カサ・ミラの屋根裏になります。
私個人的には、屋根裏が一番見応えがあったかと思います。

 

屋根裏にはガウディが建築した建物の模型などが展示されていました。
屋上から階段を降り、アーチ型の天井は270本の煉瓦造りで、クジラのお腹の中をイメージして造られたそうです。
天井だけを見てみると薄いレンガに驚きましたが、実は計算し尽くされており、きゃしゃな構造でも、しっかりと屋上を支えています。

 

いよいよ屋上です。

屋上も平坦ではなく波打った構造になっており、独特の世界観で、面白くて不思議な彫刻が沢山あります。
また、ガウディはエコ意識も高くリサイクルされた空ビンで装飾されたオブジェもあります。

ローマ兵士の頭に兜をかぶったイメージで造られたオブジェは、煙突になっており、その他にも沢山のオブジェは煙突や換気口で山の峰をイメージしています。
破砕タイルを貼り付けたオブジェはとても大きくて見応えがありました。
(職人さんが一つ一つ形を見ながら貼り付けたそうです。)

 

 

柵はありますが、上から見下ろすと足がすくみました、、。

 

 

上からアパートの吹き抜けも見る事ができ、小さな小窓は屋根裏部屋に光が入るように造られたそうです。
また屋上からは、サクラダ・ファミリアなど、バルセロナも一望できて凄く綺麗でした。

 

最後に、再び一階の中庭に行きました。

 

カサ・ミラの中庭には常に太陽の光が降り注ぐように設計されています。
またこの時期のガウディの建築には20世紀初の換気という概念が機能として設計され、芸術性と機能美という近代建築の原則をしっかりと取り入れています。

下階に行くほど窓の大きさが多くなっているのも採光の為で、屋根があるのは階段のみで、手すりまで細かなデザインが施されています。

 

内部に接続するための入り口にも独特で有機的なデザインが組み込まれており、水玉模様が施された門には、思わず目を惹かれてしまいました。

 

カサ・ミラは、1906年から1910年にかけて当時の実業家のペレ・ミラ夫妻の邸宅として建設され、1室7部屋の高級住居だっと言います。
そして現在も賃貸マンションには4世代が住んでいるそう。

実際に建設された当時、この斬新な建築に多くの人が関心を寄せる一方で、その時代におけるバルセロナ市が設けていた建築基準に則っていないことが問題になったそうです。
そして伝統的な街並みに合わないという理由から地元民はカサ・ミラを「石切場(ラ・ペドレラ)」というニックネームをつけ笑われていました。

 

しかし、現在では高い芸術性が評価され、1984年にはユネスコの世界遺産に登録されました。

世界遺産にもなっている、このガウディ建築。
とても見応えがあり、素晴らしい建築だと思いました。

 

スペインに訪れた際には、是非とも見に行って頂きたいです。