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グエル公園②【海外研修旅行】
2024.06.6ツァイト
前回に続き、グエル公園についてお話ししていきたいと思います。
今回でグエル公園については最後になります。
公園内は、洗濯女の回廊という廊下があります。
この廊下も、有名なスポットではないでしょうか。
私たちも、もちろん足を運びました。
中央広場から別荘までにつながる廊下で、石でつくられた波のようなアーチが特徴で、周囲の自然と調和していると感じました。
柱のひとつには作品の名前にもなっている、洗濯女の彫刻があり、洗濯かごを頭に載せた女性の像が立っています。
古代遺跡のような雰囲気も漂い、写真スポットとしてもオススメだと思います。
他にも、私個人的に感動した、オススメのポイントがあります。
ギリシャ神殿を思わせる神秘的な市場と貯水槽です。
こんな美しい貯水槽は、珍しいと思います。
ギリシャ神殿風の柱がそびえ立つこのエリアは、元々は住宅都市構想の際、住人が利用する食品市場として設計されました。
広い敷地内には5メートルもの86本の柱が立ち、神秘的な雰囲気を感じることが出来ました。
天井には、生命の循環をイメージした4つの太陽、そしてその周辺を回る月のモチーフがあり、アントニオ・ガウディの思いが込められています。
他にも、グエル公園で印象的なのが、波打つような形の色とりどりのタイルが装飾されているベンチでした。
素材には廃棄された陶器やタイル、食器の破片などさまざまな素材が用いられており、アントニオ・ガウディの遊び心あるユニークな発想力に触れることが出来ます。
ベンチからはバルセロナ市街を一望でき、観光客で最もにぎわうスポットのひとつです。
グエル公園のシンボルといえば、大階段とその中央に鎮座するモザイク調の大トカゲだと思います。
皆さんも、一度は、TVや雑誌などで見た事があるのではないでしょうか。
このトカゲは、グエル公園の泉の守り主として作られました。この大階段はギリシャ神話をモチーフに作られており、トカゲの下にはモーゼを守った蛇ネフシュタンのオブジェがあるのだとか。
さらに上には、「世界のへそ」デルフィを象徴した石が置かれています。
ガウディの魅力が溢れている、素晴らしい建築でした。