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住宅のリノベーション②現地調査・採寸
2024.08.12進行中物件
リノベーションの続きです。
ありがたいことに、今回は、関西圏外のご依頼です。
ご依頼いただいた地域に、工事を引き受けてくださる施工会社さん、工務店さんの伝手がないので、施工会社さんを探すことも行いました。
知り合い伝手に紹介いただき決まるのがベストでしたが、
なかなかご縁のない地域だったので、インターネットを駆使して探しました。
インターネットの便利さを改めて感じ、
自社サイトもきっちり運営していけば、インターネットからの出会いが増えるだとうと感じました。
ただ、検索をしていて感じたのは、
なかなか決められないものだなということでした。
検索すれば、その地域で施工をしてくださる会社さんはたくさん出てきますが、
どこに依頼したら良いのかの判断に困りました。
長年この業界にいても、判断に困るということは、素人ではもっと困るのではないか?と感じました。
それは、ホームページを改善するポイントに繋がった良い気づきでした。
少し時間がかかりましたが、そんなこんなで、数社に問い合わせをし、3社さんが入札に参加してくださることになりました。
場所と工事の大まかな概要と時期的な話をして、スタンバイしていただくことになりました。
ここからが、設計のスタート。
ご要望の打合せは、オンラインミーティングで行なっていたので、現地調査から。
現調では、設備機器の現状、躯体の状態、マンションやテナントの場合は、PSや分電盤などのルートを調べたり、現場写真の撮影、採寸をします。
また、マンションやテナントビルでは、工事時の搬入経路、エレベーターの大きさ、使用時間等々、それぞれの建物のルールも調べます。
現調は物件によって様々な制約がでてくるので、重要な業務の一つです。
現場の写真は、昔はミラーレスの一眼レンズで、超広角レンズを購入し撮影していましたが、
今ではiPhoneで、写真と動画を取ればOK。かなり身軽になりました。
撮った写真は、PCに自動で取り込まれているので、とても楽。
一番大変なのは、内部の寸法を細かく計測する採寸作業。
レーザーで測り、メジャーで測り、その都度、寸法をメモします。
平面的な採寸だけでなく、立面的な採寸(高さ関係)も行います。
現調は2人で行う方が効率的な設計業務ですが、今回は1人で現調だったので、かなり大変でした。
採寸したメモを元に、事務所で白図(プラン前の躯体だけの図面)を作成します。