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住宅のリノベーション③平面プランの構築
2024.08.20進行中物件
リノベーションの続きです。
白図を作成したら、次はプラン図を描いていきます。
CADのソフトはVectorWorksを使っているので白黒の図面でなく
カラー付きの図面を作成します。
平面プランと同時に、内装デザインのイメージを考えていきます。
同時に行うことがポイントで、平面を描いてからイメージを集めだすと
平面図をまとめるのに何度も修正しなければならないので
平面図を描くあたりでデザインの方向性を決めて進めていきます。
デザインのイメージは、お施主様の要望であったり、話していて感じる雰囲気を意識して進めます。
私の場合ですが、打合せ中にイメージが浮かび、そのイメージを目に見える形にすることがイメージ固めの作業になります。
スケッチを描きつつ、良さそうなイメージ写真を探したりもします。
(レンゾ ピアノ氏のスケッチ)
イメージ写真集めは、思っているより時間が必要なので、スケッチでデザインの方向性が決まると、他の作業に時間が使えるので、スケッチを何枚も描いて頭にあるイメージを具現化していきます。
イメージ写真は自分自身が訪れた海外や国内の空間やアートを参考にしたり、本やインターネットで検索したり色々な方法で今回のプロジェクトに合うものを探していきます。
イメージとスケッチでデザインの方向性を決め、平面図を固めていきます。
今回は住宅なので、LDKや寝室の家具のレイアウトや、壁面の造作やカウンター、収納等どこにどのように設置するかを機能性を考えつつ進めていきます。
平面プランは重要なので、何プランも考え、試行錯誤しながら完璧なプランを完成させていきます。
平面を作成していく中で、ある程度の高さ方向の展開図も頭で考えつつ描いていきます。
平面プランができた段階で、コンペ以外の場合は、一度打合せをしレイアウトについてお施主様の意見を伺うこともあります。
今回は、イメージパースを作成と同時に平面プランも見ていただこうと思うので、
3Dパースを描きます。
つづく…