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住宅のリノベーション⑥プレゼン〜基本設計図作成

2024.09.18進行中物件

住宅リノベーションの続きです。

 

無事にプレゼンも終わり、弊社のデザインを気に入ってもらえました。

この時は、設計をやっていて、一旦ホッとするひとときです。

ここから、再び緊張した状態でお引き渡しまで奮闘していきます^^

 

次は施工会社さんの入札です。

プレゼンで決まったデザインで、見積用の図面を作成していきます。

入札に参加していただける施工会社さんは3社決まっていたので、

急いで図面の作成に取り掛かりました。

 

ただ、施工会社さんに連絡をしてから少し時間が経っていたので、

改めて連絡をし、プランが決まり作図期間に入ったことを伝えました。

そして、こちらの図面アップ時期と見積アップ希望日を伝え、

施工会社さんのスケジュール状況を伺いました。

その時に、一緒に決まったイメージパースもメールし、規模感を感じてもらえるようにしました。

(施工会社さんは、タイミングを逃すと現場に付きっきりで見積する時間がなくなり、断られることがあるので、ツァイトでは、こまめに連絡を取るようにしています。)

 

やはり、状況が変わっている会社さんがでてきまして、

一社が参加できないことになりました。

 

急いで、もう一社参加いただける施工会社さんを探しました。

数社問い合わせ、とても感じが良い工務店さんに参加していただけることになりました。

 

これで集中して、図面を作成していけます。

 

さて、見積用の図面ですが、

・平面図

・天井伏図

・床伏図

・展開図

・照明計画図

・照明リスト

・空調設備図

・消防設置図

・家具図

・部分詳細図

を用意します。

 

お施主様には平面図とパースで打合せているのですが、

見積を取る段階になると、お施主様には見えないところで、かなりの図面を描かかなければなりません。

ですので、見積アップするまでにお時間がかかることをお施主様にお伝えし、

少し期間があくことをご理解いただきました。

期間が空くので、ご心配されないように配慮しています。

 

図面を描きつつ、部材の納まりやディテールを確認し変なところがないかをチェックします。

今回は、暖炉を入れたいというご要望が出てきたため、

色々と制約が出てきてしまい、暖炉の納め方を考える必要がありました。

そのため、メーカーとの打ち合わせたり、仕様書を確認したりし、

詳細図を描きながら、施工会社さんに説明できるようにしていきました。

 

暖炉ですが、バイオ燃料で煙も匂いもでないというとても画期的なものなんですが、

素材の制限や設置位置の制限があったので設計に苦戦しました。

意匠も変えなければなかったので、部分的に再提案も必要になりました。

大変でしたが、新しいことに挑戦させていただけたので、

とても良い経験になりました。

 

図面が完成次第、施工会社さんにメールをし、打合せて見積をしてもらう予定です。