blog

住宅のリノベーション⑧入札について

2024.10.7進行中物件

住宅リノベーションの続きです。

 

基本設計の図面が描き終わり、

施工会社さんに見積をお願いします。

最近は専らメールで送ることが多いです。

遠方でも近距離でも関係なく、メールで図面とパースを一式送ります。

 

図面を渡すと、質疑がでてくるので、質疑応答をしながら見積が出来上がるのを待ちます。

この質疑ですが、たまに全く無い時があります。

完璧な図面だったのか!と思えれば良いのですが、私の場合は心配になります。

何度かお仕事をしている施工会社さんであれば、弊社を理解してくれているので、見えていないところや、納め方も分かった上で見積していただけるので安心ですが、

初めてのお取引の場合は、きちんと抜けがなく積算されているかな?と心配になります。

質疑無しで、完璧な見積が出てくることもほとんどないので、見積のチェックを時間をかけて精査していきます。

 

見積作成期間は、施工会社さんの規模にもよりますが、2-4週間かかることが多いです。

オフィスの施工会社さんで、優秀なところは3日ででてきますが、

こちらは、レアケース。

担当の方が頭良くて、仕事ができる人だからできる業です。

無理を言って翌日に出してもらったこともあります。

しかも、抜けもなく…

優秀すぎて尊敬している担当者さんです。

今回は規模も大きいのと繁忙期で、4週間ほどを予定。

早いところは2週間でできると、ありがたい返答をいただきました。

その返答は、かなり好印象でした。

やはり、早くて正確な対応は、お施主様にとってもこちらとしても、大変ありがたいことです。

私たち設計側も、スピード感は重要だなと常々感じています。

ですが、デザインは時間があればあるだけ考えることができるので急かされて行うよりは、

余裕のあるスケジュールの方が良いものができると感じます。

 

入札での選考ですが、今までの経験では、金額だけではなく、技量(実績)と印象も含めて決まることが多いように感じます。

入札は、弊社が施工会社を決めるのではなく、お施主様が決めることになるので、金額と、実績と、弊社とのやりとりや、現場調査時の様子などを選考基準にされていることが多いように思います。

たまに、とんでもなく安い見積がでてくることがありますが、

その時は逆に要注意で、見積漏れが多く、施工中に追加が発生することが確実です。

知り合いの建築家の話ですが、5階建のビルで、5億円の差がでたのを聞きました。

建築ではよくあるみたいですが、そんなに差がでるのものなのかとびっくりしました。

内装では、そこまで大きく差が開くことがないので、平均600万円で出てきている工事で、1社だけ300万円で出てきていると、そこは、高確率で選ばれません。

きっちりとしているところにお願いしなければならないので、

設計者として正しい目でお施主様をフォローできるように入札時にも気をつけて行います。

 

見積期間が長いので、この時間を使って、家具などの細かい打合せをお施主様と進めようと思います。