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住宅のリノベーション⑫解体〜墨出しチェック

2024.11.21進行中物件

住宅リノベーションの続きです。

 

着工して1週間で、解体と墨出しが終わりました。

設計として、墨出しのチェックと解体して問題がないかを現場で確認します。

 

今回問題がありそうなのは、お風呂とトイレ。

トイレの有効寸法が思っているより狭くなりそうだと現場監督から指摘ありました。

また、お風呂も図面より狭いようで、洗面所を多少いじめて寸法を確保する必要がでてくるとのことでした。

 

 

トイレが狭くなるのは、使われるお施主様が納得されるかが問題で、一度メジャーを使いどれくらいの広さで、便器から壁までどれくらいになるのかを確認してもらいました。

確認していただき、了承が得れたので、間取りを優先して進めることになりました。

トイレに余裕がなかったのは、トイレの壁を挟んだ隣の部屋に、洗面所があり、トイレ横が洗濯機置き場で、洗濯機置き場と既存の建具との有効寸法はマストだったからです。

今の、ドラム式の洗濯機は、縦型洗濯機と違い、奥行きが70センチ以上あります。

なので、建具枠から75センチは有効寸法として必要だったので、トイレ側の有効寸法をいじめることになりました。

 

トイレですが、住宅では、狭くてもよければ、有効寸法W750mm D1150程度でも十分使用できます。

狭いですが、慣れれば問題ないですし、逆に壁が近いので、足を骨折したときに誰の支えもなく1人でできると怪我人には好評でした。

 

現場の話に戻ります。

この写真は、洗面所とお風呂場の床下です。

床スラブの上に木組で床上げされています。

給排水の配管がでてますが、排水管は下の階の天井裏で、横方向に配管されているので、このフロアの床下は高さが然程ありません。

 

 

LDKです。
キッチン家電などは、都度移動させながら工事をします。

 

寝室です。

中央にあるのは、レーザー測定器です。
これを使って平行を見たり、高さ方向の墨を出していきます。

(※墨出しとは、現場に図面の寸法などを記載しマークすることです。)

現場チェックでは、普段見れない、天井裏や床下の配線・配管が見れるので勉強になります。

全ての現場が同じではなく、建物の時代によっても施工方法が違うので想像通りではないことが多いです。

解体後の墨出しが終わるころには、遠方でも必ず現場へ行き、問題ないかのチェックをするようにしています。

 

今のところ、大きな問題はなさそうです。

 



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