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住宅リノベーション⑩ショールーム見学(家具の違い)

2024.10.21進行中物件

住宅リノベーションの続きです。

 

施工会社さんからの見積を待つ間に、家具のショールームへ行きました。

こちらで、空間に合う家具を提案し、実物を見ていただき決めていただきます。

家具はグレードに差があり、IKEAやNITORIなど安価なものから、職人が手作りしているものや、著名なプロダクトデザイナーがデザインしているヨーロッパ製の高級家具など、ピンキリです。

 

その金額の違いには理由があります。

 

安価なものは、大量生産で、直線的なデザインのもの、細かい仕上げを省いているもの、耐久性が低いもの、素材が安価なものなど、お値段なりにできるように製作されています。

 

 

高級家具は、見た目にも拘りがありますが、見た目だけでなく、細かいところにも気を使い、素材や構造を熟考されて造られています。

椅子やソファなどは、人間工学に基き凹みをつけたり、シートの硬さを数種類のウレタンを使い調整したり、座面の高さ、座面の広さを決められています。

テーブルやチェストなども、細かいところまで気が配られており、角が2mmほど丸く削られていたり、脚の角度が強度的にもデザイン的にも美しくなるように計算されたものであったり、手触りを重視し石鹸フィニッシュなど、大量生産品ではできない、細部への気遣いでできています。

この細部のデザインがあるのとないのとで、空間のグレードが明らかに変わります。

 

一般的な家であれば、高級家具を入れる必要はありませんが、

家を理想の空間にしたい場合は、家具にも拘る必要があります。

 

ソファも座り心地とデザインとを、自分の体に合い、空間に合うものを選定することが必要です。

 

 

ちょっと余談ですが、

その時に、ショールームに置いてある家具は限りがあるので、個人でたくさんのショールームを周り決めるのは難しいので、家具の知識があるデザイナーに依頼することスムーズに理想の家具に出会えます。

また、デザイナーに依頼すると、ショールームの担当者に話をして、見たい家具を当日取り寄せてもらったりもできます。

拘りたい方は、デザイナーに依頼しスムーズに理想のインテリアを手に入れてください。

 

インテリアのショールームは、海外メーカーが東京にしか出店していない場合もあるので、東京が圧倒的に多いです。

大阪も一般の方でも知ってる有名なところはカバーしてますが、日本では馴染みのない家具を提案すると東京にしかなく、東京へ見にいくことになります。

 

今回訪れたのは、アスプルンドさん、メルクマールさん、関家具さん、インターオフィスさん。

1社ソファをスペックしていたメーカーがショールームにソファを置いていないということで行けずでしたが、限りある時間なので4社でギリギリというスケジュールでした。

 

 

何点か候補をだした中から、実際にショールームで見ていただいて、1点お気に入りのものを決めていただきました。

 

ショールームで体感してもらえると納得して購入いただけるので、引き渡し時に「思っていたものと違う」ということにもなりません。

遠いところから大阪まで来ていただきましたが、その甲斐もあったと思います。

 

夜は、お施主様とオススメのスペイン料理を食べにいきました。