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サグラダ・ファミリア④【海外研修旅行】

2024.05.30海外研修

前回に続き、サクラダ・ファミリアについて、お話ししようと思います。

ファミリアについては、最後となります。

 

今回は、サクラダ・ファミリアの内部についてです。

必ず、内部を見ないと後悔します!!

私は、感動して言葉が出なかったです。

 

教会の床はラテン十字の形をしています。

サグラダファミリアに使われている尺度は30,45,60,90メートルの倍数または約数で、

この数字は調和のとれた建物を造りだしており、ガウディは、森のようにサクラダ・ファミリアをデザインしました。

木、枝、切った枝の跡、シュロの葉っぱ等をイメージしている柱と天井であったり、斜めになっている柱、ねじっている柱が多い印象でした。

 

また、利用されている材料(砂岩、花崗岩、玄武岩、斑岩など)が多いので、柱などの色もそれぞれ違います。

天井は、高さ45メートルになっています。(14階建ての建物と同じ高さ)祭壇の上は、高さ60メートル。)

圧巻の高さです。

 

大文字の「U」の形をするバルコニーは、聖歌隊のためのスペースで、ガウディは音響効果を研究したので、バルコニーの上の天井の高さなどは、もちろん、計算されていました。

パイプオルガンの音響がとても心地よく、素晴らしい計画と設計がされている建築だと、改めて認識できました。

 

音響も素晴らしかったですが、個人的に素晴らしいと思ったのが、

樹木の様な柱と共に大聖堂内の神秘的な景観を造り出している、色鮮やかに輝くステンドグラスでした。

 

 

通常、教会建築のステンドグラスは、暖色系と寒色系が1つのステンドグラス内に混合していますが、

サクラダ・ファミリアでは、暖色と寒色を、明確に分けているステンドグラスが多いです。

 

また、ステンドグラスには宗教画を用いず、曲線と直線を中心とした抽象的なフォルムだけでデザインされていました。

これらのステンドグラスは、バルセロナの画家でありガラス職人の「ジュアン・ビラ・イ・グラウ」が全て手がけたそうです。

 

私自身、設計をする上で、照明や光などは、空間をデザインする時の重要な要素の一つだと考えいるのですが、

そう考えているだけに、自然光がステンドグラスを通して床さえも美しく照らす光景を見れて、とても感動しました。

 

私は、ファサードに圧倒され、内部空間で心地の良いオルガンの音色と共に、ステンドグラスと自然光の陰影の素晴らしさ、そしてこの建築や設計者の背景など色々感じられた気がしました。

 

もし、ガウディがまだこの世に居ているのなら、今のサクラダ・ファミリアを見て、どう思うのか、何を感じるのか、、

もの凄く聞いてみたくなりました。

 

 

ガウディは、1926年6月7日、ミサに向かう途中、段差に躓き、転倒、そこに通った路面電車に轢かれました。

晩年身なりに気をつかわなかった為、浮浪者と間違われて手当てが遅れ、事故の3日後に入院先の病院で死去しました。(満73歳没)

 

悔しかったと思います。

こんなに素晴らしい建築を生み出し、最後の完成形を見れないなんて。

 

同じ建築設計をしてるだけに、切なくもなりました。

 

ガウディの思いに、心を寄せて、サクラダ・ファミリアを体感することが出来、良い経験になりました。