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住宅のリノベーション⑤マテリアル選定

2024.09.9進行中物件

マテリアルボード

住宅のリノベーションの続きです。

 

パースが完成したところで、

デザインを考えながら集めていたマテリアル(素材)をボードにまとめていきます。

各メーカー、カットサンプルを用意しているので、それぞれ必要なサンプルを請求します。

 

この時に、デジタルカタログなどの色味と合わないことが多いので、数候補請求して理想の色味、模様、質感のものを選択していきます。

カットサンプルは、無料でもらえるところと、有償のことろがあります。

また、サンプルを用意していないものもあります。

無料であれば助かりますが、有料のサンプルも増えてきて、結構良い値段するので慎重にサンプル依頼するようにしています。

マテリアルボードは、デザインを提案する時にお施主様に素材感や、全体の色味のバランスを見て感じていただくために作っています。

私は持ち運びやすいサイズにしたいのでA3サイズのボードにしています。

A2サイズがちょうど良いのですが、

プレゼンに持って行く時に苦労するのと、お施主様にお渡しする場合に置き場所に困るので、A3サイズで室毎にまとめています。

マテリアルボードの作成も時間がかかり、センスが必要です。

メーカーからのサンプルが、ボード貼り用になっていないため、A3サイズの中で、

バランスと見やすさを考慮し、自分でカットしていきます。

 

マテリアルボード

 

壁紙などの紙ベースであれば、簡単に切れるのですが、樹脂やタイル、厚めの木板は中々カットできません。

どうしてもカットできないものは、そのまま貼ることになります。

カットできないサンプルが、大きい場合はレイアウトに困ります、そこで考える時間も必要となります。

簡単に見えて時間のかかる大変な作業です。

 

ボード作りでのポイントは、

接着に両面テープを使うのですが、

素材によって両面テープを使い分けることです。

重い素材はしっかり強度のあるもので貼らないと落ちてしまいます。

そして、空間の色味バランスが分かるように、天井、壁、床の順に素材を並べ、

実際の空間でも隣り合う素材は、重ねて貼ることでイメージしやすくなります。

 

 

マテリアルボードは、お施主様のためのものですが、

デザイナー自身の確認のためにも役に立ちます。

そして、工事が始まった後、現場の職人さんがマテリアルの確認のために使えるものとなります。

私は現場監督に、マテリアルボードを現場進めながら確認に使ってもらうようお願いします。

それと、イメージパースを見ながら進めてもらうことで、図面の見誤りが減り工事のやり直しがなくなるのでスムーズに進めることが出来きます。

今回も、着工前に現場監督にお願いしようと思います。