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オリジナルの名刺入れ
2023.02.8Favorite
カテゴリー「Favorite」では、仕事関係意外の気に入ったものをブログに綴りたいと思います。
初めてのFavoriteは、オリジナルの名刺入れです。
今、使っているのは、ローズウッドの無垢材を使った名刺入れです。
ジッポライターのように上部の蓋を横に持ち上げて開くタイプです。
お気に入りのポイントは、無垢材を削って作られていることと、
角が全て滑らかに面取りされていて、尖っている部分がなく、手に馴染むところです。
また、フタの部分に金物が使われておらず、どの角度から見ても木の塊りに見えるところです。
デザイナーさんと職人さんの拘りが感じられます。
樹種は数種類から、好きなものを選べます。
私は、ローズウッドでお願いしました。
赤味がかったブラウンと、縦縞の木目が綺麗だったので、選びました。
オリジナルのロゴを蓋の右側に掘り込んでいただき、
zeitオリジナルの名刺入れが完成。
とても使いやすく、マグネットが閉じる瞬間のカチッという音がたまりません。
以前は、レザーとスチールの鏡面を使った異素材の名刺入れを長年愛用していました。
レザーとスチールという異素材のミックスはとてもカッコよかったです。
残念ながら、手元にないので、お見せできませんが…。
プロダクトデザインも空間デザインも【素材】はとても重要だと思っています。
小さな名刺入れでも、この素材感によって見え方が変わり、相手に与える印象が変わります。
空間も同じで、どの素材をメインマテリアルにするかで、見え方が変わり、人への印象を変えることができます。
スチールなどの金属系のもつ、重厚なイメージや、木材のもつ柔らかいイメージ、ファブリックのもつエレガントさなどなど、【素材】によって雰囲気が変わります。
店舗を設計させていただく時は、素材感を考えながら、内装デザインを行っています。
経年変化で味がでる素材もあるので、サスティナブルなデザインを目指しつつ、色々なものを見るようにしています。
この名刺入れに出会って、より、素材に向き合えたような気がします。
木材だけで作られた名刺入れ、蓋の接続部は直径2mmの木材で固定されているだけなので、すぐ壊れるかなと思ってましたが、2年以上使い続けています。
良いプロダクトを長く使うことが私は好きなので、この名刺入れも長く使いたいと思います。
木材は、年とともに変化をするものなので、10年後は、どんな味がでてくるのか楽しみです。