大阪・兵庫の店舗デザイン|zeit ツァイト

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飲食店初出店の現場調査①

2023.03.24店舗設計

独立して、飲食店を出店されるオーナーさんが見つけた出店先の現場調査に行ってきました。

現場へ行く前に、軽く打合せをして「隠れ家」という言葉が似合う一軒家という情報と共に、ドキドキしながら伺いました。

出店される立地は、人通りがないわけでもなく、多くもなくちょうど良い雰囲気。

場所のもつ、歴史や、雰囲気、地名のイメージも抜群。

関西圏で、ここのもつイメージを超えるところはないのではないかと思うくらいの立地。

自然が近くにあって、静かな土地柄。

大阪の中心地とは違った雰囲気で落ち着いていてとても良い。

ただ、自然に近いので、坂道がしんどいかもしれない…。

わざわざ訪れる、隠れ家という雰囲気。

 

現場へ着くと、おどろくことばかりだった。

接道しておらず、有名建築家の建てた商業ビルの脇にある扉を入るという変わった入り口。

知る人ぞ知るという感じで、この入り方面白いなと感じた。

入り口を入り、細道を行くと庭付き一軒家の登場。

入った時には見せずに、少し歩かせて、驚かせるアプローチは良い感じの流れができている。

 

ただ、商業ビル脇の扉は、ゴミ収集所も兼ねているようで、訪れた顧客がゴミ溜の横を通らなければならないという条件は

私に課された課題点だった。

 

もう1点、隣地の室外機が、お店のアプローチに向いて設置してあったところは課題点だった。

管理会社さんに、動かせないと言われ、空調機が動いている限り、お客様は強烈な風をあびてからお店の入り口に辿り着く…。

隠れ家のドキドキ感が、興醒めになってしまう恐れがあった。

 

 

アプローチの問題もありつつ、敷地内にも問題があった。

 

オーナーさんは夜の暗い時に、内覧に行ったらしく見えていなかったようだが、

隣の商業ビルの室外機数台が全部、建物の入り口に向いて設置してあった。

夏場は絶対に暑いし、音と室外機からの風…。

高級料理を出す店としては、厳しいのではないかと思いつつ、

設計段階でうまくデザインできそうだなとも思いつつ、コストを抑えて良いものを作るアイデアを考えようと心に決めた。

 

 

(つづく)



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