【防音・吸音】オフィス設計
2023.02.1オフィスデザイン
オフィスの設計でクライアントからよく言われることの1つに
「防音」というワードが挙げられます。
会議室や役員室での会話が隣で聞こえないように
テレフォンアポインター室を個人情報保護の目的で防音に
集中ブースを防音、遮音に
トイレの音が聞こえないように
など、様々なシーンで音が隣に届かないようにして欲しいという
ご要望を伺います。
壁の仕様を防音のものにすることで、ある程度の音漏れが防げますが、
完全なる防音となると、
天井の中も対策しなくてはなりません。
天井内部に間仕切りを立て、
音が伝わらないようにします。
その他の対策として
【吸音】があります。
吸音は、床、壁、天井の仕上げ材に音を吸収させ、
室内の反響を抑え、騒音を削減します。
音が響くことによって、大きな音になり、
隣に伝わりやすくなりますので、
反響を抑えることは、防音対策にも有効な処置になります。
吸音に有効な素材として、
天井は、ソーラートンパネルなどの吸音材
壁には、グラスウールなどで作られた吸音パネルを設置
床は、カーペット材
などがあります。
また、壁をガラスで間仕切っている場合は、その透け感を保ちつつ吸音してくれるレースカーテンを使います。
防音、吸音対策をすることで、
オフィス内の環境を働きやすく整えることができます。