店舗設計【テナントを借りる】
- 2021/07/07
- カテゴリー:店舗設計について
飲食店、ヘアーサロン、アパレルや雑貨屋などの物販店を開業する時に
まず、テナントを探しから始まります。
立地、広さ、 テナントの用途など、
条件を考えながら探します。
その際に、もう一つ考えて欲しい条件があります。
それは、居抜き物件なのか、スケルトン物件なのかという条件です。
居抜き物件とは、
前に入っていたテナントさんが、使っていた状態のまま退去されている物件です。
飲食店であれば、厨房機器や、空調などの設備、カウンターなどがそのまま残っている状態をいいます。
その反対に、
前に使っていたものを、全て撤去し、入居した時のように、
元に戻してある物件を、スケルトン物件と言います。
スケルトンの場所、
空調機が付いていたり、
水回りが付いていたり、
物件によって条件が変わります。
この、居抜き物件とスケルトン物件では、
初期費用がかなり変わります。
ですので、物件探しでは、
大きなポイントとなります。
居抜き物件のメリットは
設備機器が使えるところです。
設備機器が再利用できれば、
機器を購入する費用が抑えられます。
厨房機器では、冷蔵庫だけでも数十万円かかりますし、
小さい規模でも、200万円は越えてきます。
その他、空調、電気などの設備機器も高額なので、
10坪の物件でも、1千万円を超える工事費になります。
初期費用を抑えて出店を目指す場合は、
居抜き物件で、設備機器の状態が良いところを探してみてください。
スケルトン物件のメリットは
何もない状態からスタートなので、
前テナントの設備機器に左右されることなく
思い通りのお店作りが可能になります。
スケルトンの場所は、居抜きと違い、
設備機器を新たに設置しなければならないため、
物件の面積が小さくても、大きくても、数百万円かかります。
床面積に左右されずに、費用が発生するので、
小規模物件の場合は、
工事費を坪単価で見ると、
驚きの価格になります。
店舗設計、住宅もですが、
設備機器のウェイトが高いので
新規オープンされる方は、
予算を考えつつ、
居抜き物件を探されることをオススメします。
飲食店は特に、空調、電気、ガス、厨房、光回線など設備機器が多く必要です。
スケルトンでは、10坪でも、2000万近い工事費になることもあります。
坪単価50万程度でお考えの場合は、
必ず居抜きで探してください。
そして、デザイン事務所ツァイトに、設計をお任せください。
ローコスト低予算で、理想的なデザインをご提案します。