店舗設計【飲食店 カウンター席】
- 2021/07/02
- カテゴリー:店舗設計について
飲食店で、カウンター席を設ける場合、気をつけなければならないのが、スタッフと顧客の目線高さです。
カウンター内に、厨房機器があり、床下配管が必要な場合は、
スタッフ側、カウンター内の床レベルが高くなります。
低くても200ミリは上がります。
ホールとカウンター内で床レベルの差が生まれ、スタッフの目線は顧客の目線より上になり、
顧客を上から見下ろす形になります。
また、ホールとカウンター内の床レベルが同じでも、
椅子に座った顧客の目線と
カウンター内で立っているスタッフとの目線高さは300ミリ近く変わります。
この場合も、先程と同じようにお客様を見下ろすことになります。
お客様のことを考えれば、
見下ろされるのは気分が悪いですし、居心地が悪いことに気付くと思います。
カウンターの高さは、気をつけて決めなければなりません。
そして、前回お話した、厨房の床レベルを考慮し、カウンター内の床レベルを決めなければなりません。
カウンターだけを考えるのではなく、全体を考慮して設計することが必要です。
飲食店は、他の店舗設計と違い、考えなければならない要素が多く、大変難しいです。
床面積が広い店舗であればあるほど考えなければならないこと、
調整しなければならないことが増えます。
zeitでは、小規模の飲食店から100坪を超える飲食店まで手がけた経験があるスタッフが、担当させていただき、工事完了、お引渡しまで、責任を持って店舗設計させていただきます。