店舗設計【飲食店 テーブルサイズ】
- 2020/04/17 22:00
- カテゴリー:店舗設計・空間デザインについて
テーブルのサイズは、
提供する料理によって目安があります。
カフェなどで、ドリンクとサンドイッチなどの軽食を提供するお店であれば
幅600×奥行600
あれば問題ありません。
ドリンクがメインで、
あとはスナック程度であれば、
幅500×奥行600でも
ギリギリ大丈夫です。
お皿に乗った食事を提供した場合、
2人対面で座るのはかなり狭くなり、ドリンクを落とす可能性が高まるので、
軽食を提供するのであれば、600幅以上にします。
600×600は、狭いテーブルになりますので、
居心地を考えるとお勧めできません。
通常1人テーブルは
幅700×奥行700
を使用します。
イタリアンやフレンチなど
大きなお皿を使っているお店は、
幅800×奥行800以上の大きさにします。
4人テーブルの場合、
幅1600×奥行800以上がベストです。
カフェなどでは、
幅1400×奥行700でも問題ありません。
居酒屋など、大人数でシェアして食べるスタイルでは、
奥行を800~900にし、
大皿と取り皿が置ける大きさにします。
狭いとお皿が置けないテーブルになり、
オペレーションに困ります。
料理が運べない
お皿をすぐに下げないといけない
ドリンク、料理、お箸を落としやすい
など、オペレーションに負荷のかかる問題がでてくるので、
注意が必要です。
【テーブルの高さ】
通常のテーブルと
ハイテーブル、
ローテーブルでは、
人が座るために必要な寸法が変わります。
椅子を引く寸法、
座面の寸法、
テーブルと椅子の配置寸法
この辺を理解し、
レイアウトをしなければなりません。
ハイテーブルは、
座った時に足が邪魔にならないので、
省スペースで使えるのですが
座り心地が悪いので、
心地良い空間でゆっくり過ごしてもらうためには、
使用を避けましょう。
ローテーブルは、
ソファ席などで使います。
ソファ席の場合、椅子を引いて座ることがないので、
ソファとローテーブルとの寸法は、
足が入ることを考えレイアウトします。