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サグラダ・ファミリア①【海外研修旅行】

2024.05.20ツァイト

サクラダ・ファミリアに訪れました。

 

スペインに訪れたならば、必ず見ておきたい建築の一つです。

設計者は、アントニ・ガウディ氏。

スペイン、カタルーニャ出身の建築家で、19世紀から20世紀にかけてのモデルニスモ期のバルセロナを中心に活躍しました。

ガウディ設計の、サグラダ・ファミリア・グエル公園・カサ・ミラをはじめとしたその作品は、アントニ・ガウディの作品群として1984年ユネスコの世界遺産に登録されており、

スペイン国内、海外からも訪れる人が後を絶えません。

 

私自身、ガウディ氏の作品はとても好きで、実際に訪れてみて、テンションが上がっていた記憶が昨日の事のように感じます。

今回は、訪れてみて、建築家として感じた事、背景を知り、私なりに思った事などを、この記事に書き残したいと思います。

 

まずはサクラダ・ファミリアの背景について、お話をしようと思います。

 

世界的に有名な建築ですが、中でも驚くのが工期の長さ。

1882年に着工し、現在もなお建築が続けられており、 実工期は 140年以上 になります。(順調に進めば、完成予定、2026年頃 と言われています。)

 

しかし、なぜ今までたっても完成しないのか、疑問に思っている方も多いのではないでしょうか?

実は弟子たちが図面化したものがあったのですが、当時のスペイン内戦で焼失してしまい、残ったのはガウディ本人のスケッチ1枚と、実験模型。

そこに見られる思想と模型を手掛かりにして推測しながら工事を進めるしかなく、建設に時間と費用がかかる要因になっているのです。

ガウディ亡き後、現在まで工事を進めていることは、「今を造る」現代の建築に携わる方達に、ガウディの思いが伝わっていると、私は思いました。

 

 

「サグラダ・ファミリア Sagrada Familia」はカタルーニャ語で「聖家族教会」という意味を持ち、

イエス・キリスト、養父ヨセフ、聖母マリアに捧げられたキリスト教の聖堂です。

正式名称は「Temple Expiatori de la Sagrada Familia」と言います。

当初は建築家のフランシスコ・デ・パウラ・デル・ビリャールが設計を引き受けたのですが、建築主のカトリック団体、サン・ホセ協会と意見が対立し辞任しました。

その後アントニ・ガウディが引き継ぎ、1926年に亡くなるまで生涯をかけて設計に携わりました。

まさに、『アントニ・ガウディによる未完の傑作』と言えると思います。

 

このサグラダ・ファミリアは、ガウディがキリストの世界観と教えを3次元の構造によって表現しており、

カタロニア・モダニズム建築を受け継ぎ、放物線状のアーチを利用した斬新な形状や、神話に基づいた象徴的な表現が用いられ、他に例をみない壮大で幻想的な聖堂建築となっています。

2005年に「生誕のファサード」が世界遺産に登録され、バルセロナとカタルーニャ地方のシンボルとして世界中の人々から親しまれています。

(ファサードについては、後にお話ししようと思っています。)

 

ここまで、ファミリアの背景をお話ししましたが、次に進む前に、実際に訪れる方の為に、注意したい事を、お話ししたいと思います。

 

サクラダ・ファミリアへの入場は完全時間指定です。

スペインでも、かなり人気の観光名所になっている為、早めの事前予約が必須です。(公式サイト・日本語予約サイトから入場予約が出来ます。)

内部には尖塔(タワー)に上がるエレベーターがあり、教会内部の入場+尖塔の入場(エレベーター付き)+オーディオガイド(日本語対応)がセットになったチケットがおすすめです。

 

オーディオガイドはイヤホンが付いていません。

イヤホンは、必須です!!

最終無くても、スピーカーモードで聞くことは可能ですが、聞き取りにくいのと、周りの方に気を使ってしまいます。

イヤホンがあると、余計なストレス無く、ガイドを聞きながら、ガウディ建築を楽しめると思います。

 

続く

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