葬儀を経験した時の話②
2023.02.24葬儀場設計

(前ブログの続き)
葬儀社のサービスって、ある程度経験値がないと
細かいところまで気がつかないだろうなと感じた。
自分が葬儀を仕切ることなんて、人生で何回もあることではないが、
痒いところに手が届くというのは、葬儀においては特に重要なことだなと。
普通の人は、葬儀のことなど全く知らないし、どうしたら良いのか分からないと思う。
私も、葬儀場の設計を通じて、ある程度の知識はあったものの、
それでも、こちらで決めて、やらなければいけないことなど、殆ど知らなかった。
いつのタイミングで、葬儀社に連絡するのかさえ、知らなかった。
私の知ってることは、式場内で誰がどのように動くのかの詳しい導線くらいだろうか…。
そんな状態なので、葬儀社さんに言われて、気づくことも多いし、
日本の葬儀の常識や慣習も知らない…。
お花の大きさや順番って…?親しい身内でも必要なん?と思われることも、
身内にお堅い人がいると合わせてあげなければならないようだ。
最低限の常識は守りつつ、自由にやるのが家族葬なのかな?と…。
お寺さんに失礼のないように、など、
冠婚葬祭はある程度の縛られるものなんだと感じた。
それは、慣習として決まっているからと言われれば、
考える必要ないので、楽といえば楽だとも思う。
葬儀については、葬儀社さんに質問して進めれば良いが、
その後のこと。
役所関係や、遺品整理、位牌やお墓、お仏壇、銀行口座やカード会社への連絡、親族へのお知らせ、故人の友人への連絡など
やることが山ほどある。
49日までのことも考えておかなければならない。
やること多いし、とても面倒臭い。
携帯解約すら、一筋縄ではいかない。ネットで解約ボタンで終わりではない…。
死亡診断書コピーが事あるごとに必要。
その辺をフォローしてくれる葬儀社さんには、感謝。
死亡診断書を提出して、火葬許可と診断書のコピーを用意してくれたのは、
本当に助かった。