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エグゼクティブルーム設計tokyo ginza office_exective room

【社長室】

東京都中央区銀座にオフィスを移転された企業の社長室をデザインさせていただきました。オーナー様は、「黒」がお好きということで、黒を基調とし、素材にこだわった空間にさせていただきました。
壁面・天井はオーストラリアの塗装「ポーターズペイント」を使用。単調にならないよう、表面に刷毛ムラがでるように、職人さんに塗っていただきました。
床は壁側にw250のフローリングを廻し、中央は国産の黒いタイルカーペットを使用。OAフロアで、今後家具のレイアウト変更が容易にできるようタイルカーペットにさせていただきました。

【壁面造作家具】

(ディテール)中央部、粒感のでる特殊塗装。両サイドは3分ツヤ。
5mm面落ちさせ四方テーパーを付けた意匠にしました。

壁面収納の造作家具は、塗装にこだわりたかったので、国内の工場に製作をお願いしました。
塗装のベースは3分ツヤで、方立部分は粒感のでる特殊塗装にさせていただきました。同じ塗装でも質感を変えることで、表情が豊かになります。
角に20×20mmの真鍮ゴールドのプレートをいれました。取手をゴールドのものを選び、黒い壁面にゴールドがアクセントとなるようにデザインしました。
壁面造作の中央はディスプレイスペースとして、和紙を使ったKAMIZUMU社の壁紙を使用しました。
天井が高く、躯体の柱間に納めたかったので、大きな家具となりました。扉のワイドは、デザインしていく中で特に気をつけ、開閉に照明や他の家具が干渉しないかを、図面を描きながら入念にチェックして設計しました。

家具はシンプルな意匠の方がコストパフォーマンスに優れますが、エグゼクティブな空間にするにはディテールが重要で、今回も、方立に製作泣かせな細かい意匠をいれさせていただきました。細かい意匠は、製作も大変ですが、図面を描くのも大変で、詳細図を描くのに苦労しました。

【バーチカルブラインド】

窓面には、バーチカルブラインドを設置し、日差しをカットしています。こちらは、スイスのカーテンメーカー クリエイションバウマン社のバーチカルブラインドを使用。素材感や、短冊の裾部の納まりなど国産のブラインドでは出せないエレガントさやスタイリッシュさがあります。自動開閉装置と組み合わせて設置させていただきました。

【木製建具】

社長室の木製建具。エグゼクティブな雰囲気を出すため、シンプルなパネルにするのではなく、オリジナルのデザインで、重厚感を出しました。ドアハンドルはユニオン社の真鍮とレザーを使ったもので、クラシカルなイメージのデザインに合うものを選択しました。
同フロアのトイレ建具も、入り口に近いデザインにさせていただきました。引き戸なので、引き手は握りやすいもので、重厚感のあるものにしました。
サインはダイカン社のタフライトサイン R面取り+セミストレートカット ゴールド(HL)クリアを使用。3mmの厚みがあるサインなので、引き戸を開けた時に引っかからないようレールの位置に注意しました。

【トイレ・給湯室】

トイレは壁4面のうちの1面に長方形のモザイクタイルを使用。モノトーンのシンプルな空間に。
給湯室も壁面にモザイクタイルを使用。吊り戸棚、カウンター地袋は、グレーの木目を使用し、こちらもモノトーンにさせていただきました。
間接照明は、タイル面を美しく見せることと、作業時の手元を明るくすること兼用で設置させていただきました。
カウンターの天板は人造大理石で、シンクはホワイトのカラーステンレスを埋め込みました。
シンク下に電気温水器を設置し、水栓からお湯がでるように設計しました。大きめの電気温水器を、閉鎖された地袋に設置する場合、消防からの指摘を受けることがあるので、事前に調査が必要です。

【平面プラン】

©zeit



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