執務エリアをデザインする【オフィス設計】
2023.03.10オフィスデザイン
![コミュニケーションオフィス](https://zeit-design.com/blog/wp-content/uploads/2023/03/1F.白立体平面0610-scaled-e1677834356250.jpg)
執務エリアで重要なのは、
デスクの配置のほかに、
コミュニケーションスペースのレイアウトが重要になります。
【コミュニケーションスペース】
まず初めに伝えたいことは、
コミュニケーションスペースとは、ミーティングデスクだけではありません。
給湯エリアや、執務デスクサイドなど日常的に使われるスペースも
コミュニケーションスペースとなります。
打合せをすることだけを考えるのではなく、
世間話ができるスペースを考えると「コミュニケーションスペース」のあり方が変わってきます。
ちょっとした会話が、
社内の雰囲気を良くし、人間関係を円滑にします。
そして、気軽な会話から、
ビジネスのアイデアが生まれたり、
悩みを抱えたスタッフが、上司に相談しやすい環境を作ることができます。
相談しやすい環境は、
世代関係なく必要な要素となるので、
オフィスをデザインする時に、
コミュニケーションのきっかけとなるスペースを設けるようにします。
風通しの良い企業というのは、
このコミュニケーションを重視し、
オフィスレイアウトに工夫を凝らしています。
上司が部下のことを把握できているかどうかは、
コミュニケーションをどれだけ取れているかと言っても過言ではありません。
限られたスペースでは、執務デスクのレイアウトが重視され、
コミュニケーションスペースは、二の次になってしまっています。
しかし、他部署との連携やスタッフ同士の情報交換など、
働く環境を整えることで、スタッフ同士で意識を変えることができ、
働く意欲を促すことができます。
お互いにフォローできるように、
風通しの良い環境を作ることが、働き易さに繋がり、
新卒などの若い人達に、必要なポイントとなります。
オフィス内に、スタッフ同士の接点を、いくつ設けられるのか?が、
執務エリアデザインで考慮すべき点だと考えます。