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会社の顔 応接室の広さとターゲット【オフィス設計】

2023.03.14オフィスデザイン

オフィス応接室

応接室のデザインは室の広さと

取引先によって、

デザインが変わります。

 

【広さによるレイアウトの違い】

まず、広さによるレイアウトの違いですが、

置ける家具が変わります。

椅子座にするか、ソファ座にするかは、

室の広さによって変わります。

椅子とソファでは、

家具自体の大きさの違いもありますが、

必要とする家具周りの寸法も変わるからです。

 

一般的な家具の大きさ

椅子

ワイド、450~550mm

奥行き、500~550mm

 

1人掛けソファ

ワイド、650~900mm

奥行き、750~900mm

 

2~3人掛けソファ

ワイド、1500~2200mm

奥行き、750~900mm

 

と椅子とソファでは、

ワイド、奥行き共に200ミリ以上の差があります。

 

必要なテーブルサイズ

4人テーブル(椅子座)

ワイド、1400~1600mm

奥行き、700~900mm

 

4人 円テーブル(椅子座)

直径、1000mm~

6人テーブル(椅子座)

ワイド、1800~2400mm

奥行き、700~900mm

 

4人ローテーブル(ソファ座)

ワイド、1000~1500mm

奥行き、500~700mm

 

5,6人ローテーブル(ソファ座)

ワイド、1600~2000mm

奥行き、500~700mm

 

テーブルのサイズも、

椅子とソファでは変わります。

テーブルの高さは、椅子座の場合、700~750mm

ソファ座の場合は、350~550mm

高さも変わり、

テーブルと椅子、ソファとの間も寸法が変わります。

 

ソファは広いスペースに設置します。

スペースに余裕がない場合は、

椅子座にします。

そして、テーブルサイズを決め、

椅子の脚数を決めます。

 

レイアウトを失敗すると

動線が確保できず、使いづらい応接室となりますので注意が必要です。

 

【取引先によるデザイン】

取引先によって、応接セットは変わります。

VIPをおもてなしする空間を構成する場合は、ソファ座にします。

限られたスペースでも、ソファをレイアウトできるよう

家具のサイズに気をつけながらレイアウトします。

 

通常の取引先との打合せがメインである場合は、椅子座にします。

 

ソファと椅子の違いは、

寸法の違いだけでなく、

おもてなしの場とするかどうかが

重要なポイントとなります。

 

そして、

打合せ内容で、筆記が必要かどうかを考えます。

筆記が必要な場合は、椅子座にし、テーブルで筆記できるようにします。

 

筆記が必要でVIPとも打合せしたい場合は、椅子のグレードを上げ、

おもてなしできる空間を創ります。

アーム付きのレザー貼りなど、意匠的に優れた椅子をレイアウトし、

VIPの方にもご納得いただける空間をデザインします。

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