Category
- オフィスデザイン (7)
- 葬儀場設計 (6)
- 店舗デザイン (13)
- ホテルデザイン (1)
- Favorite (2)
- 芸術・デザイン観賞 (12)
- ツァイト (45)
- 進行中物件 (16)
- デザインの注意点 (8)
blog
工事現場A-3
2023.10.2進行中物件
着工して2.5週間の、オフィスデザインの現場です。
OAフロアが敷かれて、パーティション枠が設置され、
だいぶ空間としてエリア分けがイメージできるくらいになってきました。
OAフロアはオフィスではよく使われます。
OAフロアにも種類が数種類あります。
大きくは、軸組みで床を上げるタイプと、樹脂でできた塊を置いていくタイプです。
軸組みの中で、木製か、鋼板製かタイプが選べます。
樹脂製も、大きさとカットできる範囲の違いで、種類があります。
カラーは、黒い樹脂しかみたことありません。
今回使用したのは、置き敷きのOAフロアです。
250mm角の高さ50mmを使用しています。
置き式OAフロアは、建築の躯体による床の平行が取れいていない場合、そのまま伝わってしまうので、
フロアレベルを完全なるフラットにするのには向きません。
ですが、置いていくだけですので、工期がかなり短縮できます。
そして、安い。
軸組みと比べると、材料費と施工費の両方で安くなります。
コストを抑えて床上げする時は、樹脂製の置き式タイプをオススメします。
現場の状況を確認して、どちらのタイプが良いのか判断が必要です。
下の写真のようにOAフロアの下には、電気の配線が通るようになっています。
OAフロアは、施工後でも、オーナーさん側で、LAN配線を動かしたりできるので、便利です。
昨今、無線LANを使うことが多くなったので、LAN配線不要と言われることが多くなりました。
ですが、セキュリティ上は、有線LANにし、セキュリティターミナルを経由する方が良いということで、
有線で配線される企業も増えています。
必要に応じてOAフロアのタイプと種類を選定することも大事だと思います。