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フランスの街並み【海外研修旅行】

2024.03.4ツァイト

フランスに行ってきました。

日本と文化の違いがハッキリとしており、美しい名建築もかなりある国の一つです。

早速、街を散策してみました。

食、美術に対する熱量もそうですが、建築洋式や、街並みもかなり日本とは異なっています。

 

パリの街並みは、白と黒を基調とした統一感のあるシックなデザインや、石造りの建築が立ち並びます。

環境部分である歩道なども、石をふんだんに使用していると思いました。

日本の街並みを、改めて考えてみると、違いが歴然としているのではないでしょうか。

 

パリは、昔の当時から姿を残している歴史的建築物も多く、街全体が独特な雰囲気を出しています。

 

しかし、17世紀以前、パリでは現在と違ってほとんどの住宅が木造でした。

 

17世紀後半に起こった、ロンドンの大火事などの影響で、「密集した都市部では木造建築が大火の原因になる」とされ、道路沿いの木造建築が禁止された歴史的背景があり、建物構造が木造から石造り、レンガ造りへと変化していき、現在のような石造り建築が街を占めるようになりました。

 

さらに、街の景観を維持する目的で、道路幅に応じて建物に高さ制限が設けられ、屋根の傾斜や外観の規制まで定められました。

 

これにより、建築の高さが統一され、まるで外壁が繋がっているような均整のとれた街並みが作られるようになりました。

 

日本でも、日影規制や北側斜線規制などの高さ制限が建築基準法にありますが、パリでは屋根裏を入れて7階建てが一番多く、ベランダを設けるのも、決まった建物の高さに対して、設ける階が決められている細かい規制があり、統一された街並みを維持するには、厳しいルールで守られていると改めて感じました。

 

他にも、フランスにある、ゴシック建築の最高傑作(現在火災による復興工事中)や、凱旋門といった名建築と調和した景観を保つ為の規制などがあり、
シャンゼリゼ通りでは、日本の京都と同じように派手な色の看板を設けてはいけないとう景観条例があります。

 

街の美しさと、それを維持する為の法律、歴史、それぞれの背景を思いつつ街並みを歩くと、また違った見え方ができ、とても考え深い街散策になりました。



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