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葬儀場の広さはどうする?【家族葬設計】
2023.02.2葬儀場設計
【式場の広さ】
式場の広さは、家族葬では重要なポイントです。
新築の場合、自由に席数を決められるので、葬儀の規模を予め想定し、設計に臨みます。
改修工事の場合は、室の大きさが決まっているので、
そこに入る席数で設計します。
家族葬の場合、小規模で行うことが多いので、
20名前後で設計することが多いです。
少し余裕を持たせたい場合は、30名規模の式場にします。
40,50名対応になると、少人数の葬儀を行う時に広すぎて
落ち着かない雰囲気になってしまいます。
広い空間にポツンと数人が座って葬儀を行う、
というような寂しいお別れとなってしまいます。
家族葬をメインにされる場合は、
20名前後で式場を作るのがオススメです。
20名対応の式場でも、
広さは思っている以上に必要になります。
祭壇、棺、寺前、焼香台など、祭壇周りに必要な家具が多く、
スペースが必要になります。
また、通路は棺を運ぶことができる通路幅が必要になります。
更に建具の大きさも、出棺時のことを考え、ワイドが大きいものが必要になります。
既存の建物を使って、葬儀場を作る場合は、
必要な設備を考慮した上で設計し、
快適な式場の広さを計算します。