オフィスデザイン【ウィズコロナ対策】
- 2020/09/09
- カテゴリー:オフィスデザインについて
コロナ感染者数が未だに落ち着かない状況の中、
オフィス内でのコロナ対策は、どのようなことができるでしょうか?
感染予防と言われている
【三密】を避ける。
手洗い、うがいをする。
アルコールなどで、消毒をする。
飛沫感染を防ぐため、マスクを着用する。
これらを徹底することで、感染予防となります。
しかし、オフィス内で、これらを徹底しようと思うと、
個人の努力だけでは、防ぐことはできません。
手洗い、うがい、マスク着用は個人の管理でできますが、
三密を避けることは、社内環境に左右されます。
企業側が、働く環境を整えることが重要だと考えます。
具体的に、
ソーシャルディスタンスを保ち、
飛沫感染を防止でき得る環境とは、
どういうことができるのかを考えます。
・在宅勤務、テレワーク
コロナ禍で、まず提唱されたのが家から出ないこと。
在宅勤務、テレワークの推奨でした。
今までも、一部の企業では、テレワークを導入されていましたが、
コロナを機に多くの企業が取り入れています。
テレワークを行うには、
パソコンとインターネットの環境があれば、行うことができます。
社外でも、情報の共有や、クラウドを使ったデータ管理など、
セキュリティを考慮した、
新たなシステムの導入が必要になります。
テレワークの導入で、出社人数が減りオフィスのデスク数も、
社員数100%のデスク数ではなく、
20%~程度のデスク数があれば、
機能させる事が可能になります。
その為、密にならないように、
既存のオフィス空間で、
デスクのレイアウトを変更したり、
使い方を工夫する企業が増えています。
・換気
オフィス内の換気を行う。
定期的に窓を開けたり、
換気扇を24時間つけた状態にしたり、
入り口ドアを少し開けておくなど、
社内の空気を循環させるようにする事でリスクは下がります。
・消毒
アルコール消毒も有効です。
社内入口付近やトイレ、給湯エリアなどに設置したり、
また、個人に配布し、
個人管理で消毒が行えるようにし、
社内で、感染が広まらないように徹底することが可能です。
・飛沫感染防止
飛沫感染防止には、喋らないということで防げますが、
オフィス内でコミュニケーションを取らないことはないので、難しいと思われます。
初期に言われていた、
マスクの着用、
ソーシャルディスタンス1.8メートルの確保
などの他に、
個人席の正面と左右に、パネルなどで間仕切ることで飛沫感染は防げます。
間仕切りは、透明なアクリルやビニールで作られたものや、
元々既製品として販売されている、
個人席パネルなども有効です。
飛沫感染防止には、様々な商品が開発され販売されています。
透明シートや、透明アクリル板などコロナ対策用に発売されたものもありますが
もともと、オフィスで使用されていた、
個人用デスクパネルなども高さによっては有効になります。
ソーシャルディスタンスを保つために、
デスクのレイアウトを市松状にしたり、
対面の島ではないレイアウトが有効です。
コロナ対策で後付けのパネルなど追加すると
どうしても、圧迫感や、居心地の悪さなどがでてきます。
今できることを行うことも大事ですが、
コロナ対策と一緒に、現在のオフィスを見つめ直し
ウィズコロナから、アフターコロナを考えながら、
オフィスの設計をすることが、これから必要になっていきます。
zeit では、現況と今後を見据えた設計をご提案いたします。
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